共有馬主とは
共有馬主とは、馬主資格を持つ複数人(最大20名)で1頭の競走馬を共同所有する仕組みです。馬代金や月々の維持費を持分割合で分担しながら、正式な馬主として馬主席での観戦や口取り写真への参加ができます。一口馬主(クラブ法人方式)とは異なり、法的に馬の所有者となるのが最大の特徴です。
共有馬主の仕組み
共有馬主は以下の流れで運営されます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 馬主資格の取得 | JRAまたは地方競馬(NAR)の馬主資格を取得 |
| 2. 共有クラブへの加入 | 共有馬主クラブを選んで加入 |
| 3. 募集馬の選択 | 募集中の馬から出資する馬を選ぶ |
| 4. 出資 | 馬代金を持分割合(例:1/20口)で支払う |
| 5. 預託・調教 | 厩舎に預託し、調教師が管理・調教 |
| 6. 出走・賞金分配 | レースに出走し、賞金は持分割合で分配 |
共有代表馬主が預託先の決定、出走計画、賞金の受領・分配など一切の運営を行います。共有者は毎月の預託料を持分に応じて負担し、賞金を受け取ります。
共有馬主のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 費用を最大20名で分担でき、個人所有より手軽 | 馬主資格の取得が必要(地方は所得500万円以上) |
| 正式な馬主としてレースに参加できる | 馬が活躍しない場合、維持費が負担になる |
| 馬主席での観戦、口取り写真に参加可能 | 馬の運用判断は共有代表馬主に委任 |
| レースの馬主欄に代表馬主の名前が掲載される | 一口馬主に比べて1口あたりの出資額は大きい |
| 馬主コミュニティに参加でき人脈が広がる | 持分の途中売却は原則できない |
| 賞金の分配を受けられる |
個人馬主・共有馬主・一口馬主の違い
「馬主になりたい」と思ったとき、選択肢は大きく3つあります。
| 項目 | 個人馬主 | 共有馬主 | 一口馬主 |
|---|---|---|---|
| 馬主資格 | 必要 | 必要 | 不要 |
| 所有形態 | 1人で所有 | 最大20名で共有 | クラブ法人が所有 |
| 初期費用 | 数百万〜数億円 | 15万〜100万円/口 | 数万円〜 |
| 月額維持費 | 18〜80万円 | 0.9〜2.3万円/口 | 数千円〜 |
| 馬主席 | 可能 | 可能 | 原則不可 |
| 口取り写真 | 可能 | 可能 | 抽選制 |
| 意思決定 | すべて自分 | 代表馬主に委任 | クラブに委任 |
共有馬主と一口馬主の詳しい違いは共有馬主と一口馬主の違いで10項目比較しています。
共有馬主に向いている人
-
馬主資格を取得済み、または取得を検討している方
-
一口馬主では物足りないと感じている方
-
口取り写真や馬主席での観戦を楽しみたい方
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個人で1頭所有するのは費用面で不安がある方
-
馬主仲間との交流を楽しみたい方

naoyaより: 私自身、一口馬主を経て、レックスPROという岡田スタッドが運営する共有クラブでファリーザという牝馬を購入し共有馬主になりました。ファリーザは2026年4月現在現役で、3勝をあげてくれました。通常、中央の共有馬主は10口で持つのですが、私以外の所有者が少なかったようで、名付け親にもなれましたし、口取り写真に1人で写った時の感動は一口馬主の比ではありませんでした。調教師の千葉先生もパドックでオーナーとして声をかけてくださり、共有馬主ならではの体験ができたと思います。
一方、共有オーナーズには様々な特徴のクラブがあります。せっかく共有馬主になるわけですから、そのメリットをより多く享受できるクラブを選ぶことが大切だと思います。
関連ガイド
| ガイド | 内容 |
|---|---|
| 共有馬主と一口馬主の違い | 10項目で徹底比較 |
| 馬主資格の取得方法 | JRA・地方の要件・書類・申請の流れ |
| 共有馬主の費用ガイド | 馬代金・預託料・維持費を競馬場別に比較 |
| 馬主のリアル収支データ | naoyaの3頭の収支を完全公開 |
| 共有馬主クラブ12社比較 | 入会金・報酬率・会費を一覧比較 |
| 競走馬の購入ルート比較 | セリ・庭先・サラオクの価格帯 |
| うまポイの契約条件 | 報酬率・賞金分配・退会ルール |
| 馬主用語集 | 基本用語をわかりやすく解説 |
| よくある質問 | 27項目のFAQ |
関連ブログ
よくある質問
共有馬主とはどのような制度ですか?▾
共有馬主とは、馬主資格を持つ複数人(最大20名)で1頭の競走馬を共同所有する仕組みです。馬代金や維持費を持分割合で分担し、正式な馬主として馬主席での観戦や口取り写真への参加ができます。
共有馬主になるには馬主資格は必要ですか?▾
はい、共有馬主は全員が馬主資格を保有している必要があります。地方競馬の場合は所得500万円以上で取得可能です。馬主資格が不要な一口馬主とは異なります。
共有馬主のメリットは何ですか?▾
費用を最大20名で分担できる、正式な馬主としてレースに参加できる、馬主席での観戦や口取り写真が可能、馬主コミュニティへの参加で人脈が広がるなどのメリットがあります。
