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共有馬主と一口馬主の違い

最終更新日: 2026年3月21日

共有馬主と一口馬主の違い

共有馬主と一口馬主はどちらも「複数人で競走馬に関わる仕組み」ですが、法的な位置づけ・所有権・体験内容が根本的に異なります。以下の比較表で違いを整理します。

10項目比較表

項目共有馬主一口馬主
馬主資格必要(JRAまたはNAR)不要
法的位置づけ馬主(所有者)出資者(投資家)
馬の所有権あり(持分を実際に所有)なし(クラブ法人が所有)
1頭あたりの人数最大10名(JRA)/ 20名(地方)400〜2,000口(クラブにより異なる)
レースの馬主表記共有代表馬主の名前クラブ法人名
口取り写真共有者として参加可能抽選制が多い
出資額の目安数十万〜数百万円/口数万円〜数十万円/口
月々の維持費持分に応じた実費按分月額会費(固定)
馬主席の利用可能原則不可(招待制の場合あり)
税務上の扱い事業所得(5頭以上等の要件あり)or 雑所得雑所得

費用シミュレーション比較

馬代金500万円の馬を例に、実際にかかる費用を比較します。

項目共有馬主(1/20口)一口馬主(1/400口)
出資額25万円約1.5万円
月額維持費約1.5〜2万円約3,000〜5,000円
年間コスト約20〜27万円約5〜7万円
1着賞金100万円の取り分約3.9万円約2,000円
馬主席利用可能原則不可
口取り写真参加可能抽選制

費用は高くなりますが、その分体験の密度が圧倒的に違います。詳しい費用は費用ガイドをご覧ください。

共有馬主が向いている人

  • 馬主資格を取得済み、または取得予定の方

  • 一口馬主では物足りないと感じている方

  • 口取り写真や馬主席での観戦などリアルな馬主体験を楽しみたい方

  • 調教師や馬主仲間と直接つながりたい

  • 将来的に個人馬主を目指している方

一口馬主が向いている人

  • 馬主資格を持っていない方

  • **少額(数万円〜)**から馬に関わりたい方

  • まず競馬の「持ち馬がいる楽しさ」を試してみたい方

  • 手続きや管理をすべてクラブに任せたい

一口馬主から共有馬主へのステップアップ

一口馬主の経験は、共有馬主になる際に大きなアドバンテージになります。

ステップアップの流れ

ステップ内容
1一口馬主で血統・厩舎・収支の知識を蓄える(馬は儲からないことを知る)
2地方競馬の馬主資格を取得(所得500万円以上)
3まずは共有馬主クラブで募集馬を選んで出資。スモールスタートと複数投資でリスク分散をしながら経験を積むことが大事。
4馬主席での観戦、口取り参加など共有馬主ならではの体験を楽しみ、自分の納得いく形で個人馬主(1頭持ち)になる。

一口馬主の経験が活きるポイント

経験共有馬主での活かし方
血統知識・馬体知識馬を選ぶ際の判断基準として活用
レースの見方展開予想や着順の評価に役立つ
厩舎・調教師の知識預託先の厩舎を評価できる
収支感覚維持費と賞金のバランスを把握し、前提儲からないことを知る

naoyaの実例:一口馬主から馬主になるまで

うまポイオーナーズクラブ代表のnaoyaは、もともと競馬ファンとして馬券を楽しんでいましたが、「馬券を買う側ではなく、馬を持つ側になりたい」と思ったのがきっかけで一口馬主を始めました。

時期出来事
2019年〜シルクホースクラブのバロッサヴァレーに出資し、一口馬主を始める。その後、DMMバヌーシー・ノルマンディーOC・東京サラブレッドクラブ・ワラウカド・インゼルTC・サンデーサラブレッドクラブ・キャロットクラブなど複数の一口馬主クラブに加入しました。
一口時代最初は、一口馬主として出資している馬がレースに出走するだけで緊張し、興奮した。初出資のシルクホースクラブのバロッサヴァレーが新馬戦で勝利した時は、涙が出るほど嬉しかったです。しかし、複数のクラブで複数の馬を持つうちに、弱い馬を引退させずに無駄に維持費がかかること、謎のローテーションを組まれることがあることなど勝てない馬ほど疑問に感じることがありました。また、いくら一口馬主で強い馬を引いても馬主や調教師、騎手など競馬関係者との交流を持つことはありませんでした。その結果、クラブを絞って、一口馬主ではG1を目指せそうな馬にだけ出資する方針に切り替えました。その結果、サンデーサラブレッドクラブ、シルクホースクラブ、キャロットクラブというノーザンファーム系の一口馬主クラブが残ったのです。
2023年1月JRA馬主資格の申請を開始しました。
2023年7月JRA馬主資格取得。セレクトセールでウィングブルーを購入しました。
2023年9月NAR馬主資格取得。その後、サラオクでパーディシャーを購入して1戦で屈腱炎引退。次にサラオクで購入したエリクシールで共有馬主クラブ「うまポイオーナーズクラブ」を立ち上げ募集を開始しました。エリクシールはその後、笠松競馬場で2勝を挙げることができました。
現在個人馬主として8頭(デビュー前の馬を含む)を所有し、共有馬主クラブ「うまポイオーナーズクラブ」を運営。2026年3月現在、勝ち上がり率75%の実績を出せています。

パドックで斎藤誠調教師・斉藤新騎手と(naoya撮影)
パドックで斎藤誠調教師・斉藤新騎手と(naoya撮影)

一口馬主で「馬を持つ楽しさ」を知る一方、クラブの運営に疑問を持つこともかなり多くなりました。その後、共有馬主で「自分の馬として走らせる喜び」を知りました。 一口馬主で培った血統知識や収支感覚は、馬主としての判断に直結しています。特に、儲からない前提で、でも自分で全てを決めることにより儲かる可能性を少しでも挙げることにフォーカスするという自分のスタンスを確立できたのは、一口馬主の経験の賜物だと思っています。

馬主資格の取得方法は馬主資格の取得方法で詳しく解説しています。

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よくある質問

共有馬主と一口馬主の最大の違いは何ですか?

最大の違いは「所有権」です。共有馬主は馬を実際に所有する馬主ですが、一口馬主はクラブ法人への出資者であり法的には馬を所有しません。共有馬主は馬主資格が必要ですが、馬主席の利用や口取り写真への参加が可能です。

一口馬主から共有馬主にステップアップするにはどうすればいいですか?

地方競馬の馬主資格(所得500万円以上)を取得し、共有馬主クラブに加入します。一口馬主で培った血統知識や収支感覚が大きなアドバンテージになります。

共有馬主と一口馬主は併用できますか?

はい、併用できます。一口馬主クラブに加入しながら共有馬主としても活動することで、馬主体験の幅が広がります。

競馬場のパドック風景

共有馬主を始めてみませんか?

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