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レポート2025-11-13T00:00:00+00:00(更新: 2026/3/20

中央地方の愛馬全頭の収支を教えます!馬主のリアル

中央地方の愛馬全頭の収支を教えます!馬主のリアル

中央・地方競馬における愛馬のリアルな収支は、馬主の夢と現実を映し出すものです。naoya氏の所有する3頭の競走馬、「ウィングブルー」「ハネダブライアン」「クロイゼルング」の具体的なレース成績、獲得賞金、そして育成にかかった費用を詳細に分析することで、馬主業の厳しさと魅力が明らかになります。特に、未勝利戦での奮闘、重賞への挑戦、そして予期せぬアクシデントなど、馬主の喜びと苦悩が赤裸々に語られており、これから馬主を目指す方にとって貴重な情報となるでしょう。

馬主naoya氏の愛馬たちの近況と収支公開

馬主naoya氏が所有する3頭の競走馬、「ウィングブルー」(中央)、「ハネダブライアン」(地方)、「クロイゼルング」(地方)のリアルな収支が公開されました。それぞれの馬のこれまでの成績、獲得賞金、そして育成にかかった費用を具体的に見ていきましょう。naoya氏によると、馬主業は他人の馬の成績にはあまり興味がない、という前提で、よりリアルな収支に焦点を当てています。

ウィングブルー:中央競馬での奮闘とリアルな収支

中央競馬で活躍するウィングブルーは、naoya氏が2400万円でセレクトセールから購入した期待の馬です。購入費用には保険代や消費税を含め、約2700万円が投じられました。

これまでのレース成績と評価: naoya氏によると、ウィングブルーはデビューから5回出走しており、中央馬としては珍しく地方競馬のような頻度で出走を重ねています。安定的に賞金を稼いでいるものの、2歳重賞や地方ダートでの勝利には惜しくも届いていない状況です。

  • 出走回数: 5回
  • 獲得賞金(天引き後): 1,078万2,456円(約1,080万円)
  • 育成費用(馬代含む): 3,390万円

ウィングブルーのリアルな収支: naoya氏の試算によると、ウィングブルーのこれまでの収支は以下の通りです。

項目金額(円)
収入10,782,456
支出33,900,000
収支-23,117,544
回収率31.8%

約2,310万円のマイナス収支となっており、馬代とほぼ同額の赤字です。naoya氏の実体験として「馬主孝行な馬ではあるが、未勝利戦では興奮しなくなってきた」と語っています。

ノーザンファームでの育成費の優遇: naoya氏によると、ノーザンファームのセレクトセールで購入した場合、育成費に割引が適用されるメリットがあります。また、0歳の間は育成費用がかからないため、初期費用を抑えることが可能です。しかし、ウィングブルーの場合、中央で安定した成績を収めているにも関わらず、現状では大きな赤字となっています。

ハネダブライアン:地方競馬からの挑戦と予期せぬアクシデント

地方競馬で2勝を挙げたハネダブライアンは、naoya氏にとって大きな期待を背負った馬でした。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

近況とレースへの影響: 2勝目を挙げた直後、ハネダブライアンは目を怪我し、1週間ほど調教ができない期間がありました。これにより、重賞への調整に大きな影響が出たとのことです。naoya氏によると、馬が痒がって馬房に目を擦り付けたことが原因で、左膝の軽い剥離骨折が判明しました。

naoya氏の実体験として、「足が速い馬は骨折しやすい」という見解を示しており、これは能力が高い証拠でもあるとポジティブに捉えています。剥離骨折の重さに関わらず、回復期間は変わらないため、今後は全日本2歳優駿からハツユメショウといったレースを経て、ノーザンファームでの3ヶ月の休養期間を設け、さらなるステップアップを目指す方針です。

ハネダブライアンのリアルな収支: naoya氏の試算によると、ハネダブライアンのこれまでの収支は以下の通りです。

項目金額(円)
収入12,410,000
支出12,410,000
収支-5,000
回収率ほぼ100%

平和賞の5着賞金が加算された結果、収支はほぼプラテン(±0)の状態です。これは、2歳馬としては非常に優秀な成績と言えます。naoya氏の実体験として、「骨折したことで、今後どのような預け先でどのような治療をするべきか、PDCAを回す良い機会になった」と語っています。

クロイゼルング:地方競馬の厳しさとPDCAの重要性

クロイゼルングは、地方競馬で15戦0勝(2着2回、3着2回)という成績の馬です。ブリーズアップセールで購入されたため、育成費用はかかっていません。

これまでの成績と収支: naoya氏の試算によると、クロイゼルングのこれまでの収支は以下の通りです。

項目金額(円)
収入6,170,000
支出10,640,000
収支-4,470,000
回収率58%

育成費用はかかっていないものの、約447万円のマイナス収支となっています。naoya氏によると、クロイゼルングは地方競馬の平均的なレベルの馬で、成績は奮わないものの「タフに走っている」と評価しています。

PDCAサイクルの実践: naoya氏の実体験として、「クロイゼルングのケースはPDCA失敗」と評価しています。もし今なら、早い段階で名古屋や笠松といった競走環境の異なる地方競馬場に移籍させていたとのことです。休養期間中も預託料が発生し続けるため、賞金が入らない期間が長引くと赤字が拡大します。このような状況では、転籍やサラオク(セリ)に出すことも賢明な選択肢であるとnaoya氏は考えています。

naoya氏の馬主としての哲学:夢と現実の狭間で

naoya氏は、自身の馬主としての経験を通して、競走馬の所有が単なる趣味や投資に留まらない、深い哲学があることを示しています。

馬主業の難しさと楽しさ:

  • 未勝利戦のプレッシャー: ウィングブルーの例に見るように、中央競馬で未勝利戦を勝ち上がることは容易ではありません。naoya氏は「未勝利戦は興奮しなくなってきた」と語るほど、その厳しさを肌で感じています。
  • アクシデントとの向き合い方: ハネダブライアンの骨折は、競走馬の所有に常に付きまとうリスクの象徴です。しかしnaoya氏はこれをPDCAを回す機会と捉え、冷静に対処しています。
  • 地方競馬の現実: クロイゼルングのケースは、地方競馬での勝利がいかに難しいかを物語っています。育成費がかからないブリーズアップセール馬であっても、収支をプラスに転じることは至難の業です。

馬主としての成長と学び: naoya氏は、それぞれの愛馬の経験から多くのことを学び、今後の馬主活動に活かそうとしています。特にPDCAサイクルを回し、常に最善の選択を模索する姿勢は、馬主業の奥深さを示しています。馬の能力、血統、育成環境、そして運の要素が複雑に絡み合う中で、いかにリスクを管理し、馬の可能性を最大限に引き出すかが問われます。

まとめ

YouTube動画「中央地方の愛馬全頭の収支を教えます!馬主のリアル」では、馬主naoya氏が所有する3頭の競走馬のリアルな収支が公開されました。中央馬のウィングブルーは獲得賞金約1080万円に対し、支出が約3390万円で約2310万円の赤字。地方馬のハネダブライアンは獲得賞金・支出ともに約1241万円でほぼプラテン。同じく地方馬のクロイゼルングは獲得賞金約617万円に対し、支出約1064万円で約447万円の赤字でした。

この結果は、馬主業がいかに厳しく、大きな費用がかかるかを明確に示しています。しかし、naoya氏はそれぞれの馬との出会いや経験をポジティブに捉え、PDCAサイクルを回しながら馬主としての知識と経験を深めていることが伝わります。一口馬主や共有馬主といった選択肢も増える中で、競走馬を所有する夢を持つ方々にとって、そのリアルな側面を知る貴重な機会となるでしょう。

よくある質問

Q1: 馬主になるにはどれくらいの費用がかかりますか?

A1: naoya氏のケースを見ると、競走馬の購入費用だけでも数百万円から数千万円かかることが分かります。さらに、年間を通して預託料や育成費用、レースにかかる諸経費が発生します。例えば、ウィングブルーの馬代を含まない育成費用は690万円(0歳時の育成費は無料のため)かかっており、費用ガイドも参考にしてください。初期費用だけでなく、長期的な維持費も考慮に入れる必要があります。

Q2: 競走馬を所有することで、利益を出すことは可能ですか?

A2: naoya氏の愛馬3頭の収支を見ると、中央馬のウィングブルーと地方馬のクロイゼルングは赤字、ハネダブライアンはほぼプラテンという結果でした。競走馬は高額な購入費や育成費がかかる一方で、獲得賞金はレース成績に大きく左右されます。必ずしも利益が出るわけではなく、多くの馬主が赤字となる現実があります。しかし、稀に大レースを勝ち、大きな賞金を得る馬も存在します。

Q3: 競走馬が骨折などの怪我をした場合、馬主はどう対応するべきですか?

A3: naoya氏のハネダブライアンのケースでは、軽い剥離骨折が判明しました。怪我の程度にもよりますが、回復には休養や治療が必要となり、その間も預託料などの費用は発生します。naoya氏は、この経験をPDCAサイクルの一環と捉え、最適な預け先や治療法を学ぶ機会としています。怪我は競走馬に付き物であり、馬主は常にそのリスクを考慮し、適切な判断を下す必要があります。共有馬主制度では、リスクを分散できるメリットもありますので、共有馬主とはもご参照ください。

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naoya - JRA馬主・うまポイ共有オーナーズ運営者

naoya

JRA馬主 / うまポイ共有オーナーズ運営者

JRA馬主、NAR馬主として中央・地方あわせてブルーの冠名で複数頭を所有。一口馬主(サンデーレーシング・シルクホースクラブ・キャロットファーム等)を経て馬主資格を取得。共有馬主クラブ「うまポイ共有オーナーズ」を運営。

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